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007生涯学習の役割
生涯学習と呼ぶことのできるものには、家庭教育・学校教育・社会教育がありますが、それぞれどんな役割を担っているのでしょうか。
生まれた時から「家庭教育」で学んできたのは、社会生活に必要な基本的な生活習慣を身につけることや、家族や友人たち、地域との触れ合いを通し、協調性を育むことです。ま
た、遊びを通して自然と親しむということも大切になってきます。この時代の生涯学習は、一生涯の学習の原点とも言うべき大切なものです。家庭教育は、その後の学校教育の時期とも重なる、重要な学習時期といえます。

次に待っている「学校教育」は、家庭教育で培ってきたことをふまえた社会生活の基礎を育む場になります。一人一人の個性を大切にしながらも、基礎的な学力を身につけ、何かを学ぶ楽しさを知り、自主的な活動をも育て、更には思いやりの心を育てることを目的としています。また、この時代の生涯学習は、学習習慣をつけるという意味でも大切な時期といえます。

学校教育を終えて飛び出す社会もまた、よりいっそう高い自己表現ができるような学びの場です。ここでは、達成する喜び、違う立場の人との交わり、仕事力の向上などを通して、日々成長をしていきます。企業内教育の一環として、研修制度や試験などを実施する企業も数多くあります。入社間もなくある研修では、社会人としての心構えや、基本的なビジネスマナーなどを学びます。

また、社外においても、ジムなどに通い、スポーツをする人、ボランティア活動に参加する人、地域の活動に参加する人など様々な人がいます。このように会社以外の場にも、社会教育の場はたくさん存在しています。
個性豊かな民間教育の中でも、芸術や仕事やスポーツ、資格取得など、仕事や生きがいにつながるような様々な生涯学習ができます。例えば、カルチャーセンターにあるたくさんの講座や、通信教育講座や大学の公開授業などにも、学びの場は開かれています。
生涯学習の中でも、家庭教育・学校教育を終えたあとの生涯学習こそ、本当に自分のしたいこと、興味のあることを突き詰めて学ぶことができるといえるでしょう。
ただここで最も重要なのは、強い意志です。ある程度受け身でも知識が入ってきたそれまでの生涯学習とは異なり、そこからの生涯学習は、もっと能動的でなければなりません。
しかし、本当に興味のあることを学ぶことができる、どんなことをどこでどんな風に学習しようとも自由なのですから、生涯学習の中では、これからの時期が最も楽しい期間であるといえるでしょう。