管理栄養士

(国家資格)
■どんな資格?
国が認める、栄養管理・指導のスペシャリスト、それが管理栄養士です。高度な専門知識と技術を持ち、病気の予防や傷病者の総合的な栄養管理を担います。
高齢化の進行や生活習慣病の増加に伴って、ニーズはうなぎ登りといえます。毎日のくらしに不可欠な「食事」にかかわる仕事なので、活躍の場も幅広く、病院や各種福祉施設、保健所などの行政施設、企業、学校など多彩です。
病院では医療スタッフの一員として患者の栄養管理を行い、保健センターでは地域住民の体や栄養状態に応じた健康維持のための食事をアドバイスするなど、栄養士の業務の中でも複雑、困難でやり甲斐のある業務を任されることになります。
■資格のメリットは?
<全国どこでもOK、活躍の場も多彩>
全国どこでも通用する国家資格なうえに、職場の選択しも幅広いので、ライフスタイルに合わせた職場を選びやすいのも魅力です。
<就職・転職に有利>
管理栄養士資格があれば、栄養指導の業務に就くだけでなく、総合的な栄養管理を任される人として認められるので、就職・転職に有利となります。出産・育児後の再就職にも威力を発揮しやすいですね。
<資格手当や昇級も期待できる>
病院では管理栄養士が行う栄養指導に指導料が算定できます。介護保険施設では、食事の提供費用を増額できます。このように、雇用する側にとってもメリットがあるため、昇級や資格手当などの、収入UPも期待できます。
■資格取得のポイント
丸暗記不要のマークシート方式(5択)。合格ラインは、総得点の60%です。満点を目指す必要はないので、出やすいところに絞った学習で効率よく合格を目指せます。
試験科目:
<社会・環境と健康>
人間の健康と社会や環境の関係
<人体の構造と機能及び疾病の成り立ち>
医学に関する基礎知識、栄養と疾病について
<食べ物と健康>
食品の成分・調理・栄養成分・食品の安全性など食品全般について
<基礎栄養学>
栄養の概念、栄養素の働きなど
<応用栄養学>
栄養状態の評価や判定、栄養摂取基準など
<栄養教育論>
栄養教育プログラムの作成・実施・評価などの栄養教育の方法論など
<臨床栄養学>
傷病者を対象とした実践的な栄養管理など
<公衆栄養学>
集団を対象とした栄養管理に必要な実践方法など
<給食経営管理論>
各施設での給食管理、経営管理の理論や手法など
■管理栄養士の試験について
資格区分:国家資格
試験時期:例年3月
試験地:北海道、宮城県、東京都、愛知県、兵庫県、岡山県、福岡県、沖縄県
受験資格:
1)管理栄養士養成施設を卒業(4年制の管理栄養士養成施設を卒業した場合は即受験資格が得られます)
2)栄養士養成施設を卒業(2年制、3年制、4年制の栄養士養成施設を卒業した場合は、修業年数+実務経験の合計が5年以上になると受験資格が得られます)
試験内容:9科目(5肢択一マークシート方式)
合格基準:総得点の60%以上
合格率:20%前後